2012 ガス主任技術者試験 直前対策 (消費機器科目) 2012 ガス主任技術者試験 直前対策 (消費機器科目)です。 勉強 - その他 主任技術者 ガス 主任 試験 消費機器 Q1機器10 Bレベル 問題 換気に関する説明で、誤っているものはどれか。 選択肢①自然換気回数は、換気量を部屋の容積で割ったものをいう。②換気量の計算方法は、建築基準法による方法と、部屋の必要換気回数から求める方法がある。③建築基準法では、火を使う場合、燃焼機器から求める方法で、居室の床面積から求める。④部屋の必要換気回数から求める方法は、必要換気量=必要換気回数× Q2機器11 Aレベル 問題 換気扇に関する説明で、正しいものはどれか。 選択肢①遠心力ファンには、プロペラファン、クロスフローファンがある。②レンジフードの高さは、コンロ上面から1.2m以下が望ましいとされている。③排気フードⅡ型の理論廃ガスに対する換気量は、20倍である。④住宅の高密度化を考慮したレンジフードでは、同時給排気タイプや、高補集率タイプのレンジフードが有効である。 Q3機器22 Bレベル 問題 家庭用コージェネについての説明で、誤っているものはどれか。 選択肢a 家庭用コジェネの運転制御は、エネルギー使用量を定期的の計測し、使用量を予測し、運転時間もそれに応じて更新することを自動で行う。b 家庭用コジェネは、ガスエンジンと燃料電池に大別されるが、総合効率は85%程度で同等である。c 燃料電池の水蒸気改質法は、水蒸気改質反応器、一酸化炭素(CO)変成器、CO選択酸化器から構成され、さらに脱硫装置が組み込まれているものもある。d 燃料電池の発電原理は、水の電気分解の逆反応である。メタンと空気中の酸素を電気化学的に反応させることにより発電する。 Q4機器23 Bレベル 問題 立ち消え安全装置に関する説明で、正しいものはどれか。 選択肢①省令で、湯沸器、ふろがま、ストーブ、コンロ等のガス用品には、立ち消え安全装置が推奨されている。②フレームロッド式とは、異なった2種類の金属を接合させて加熱すると、熱起電力が発生し電流が流れる。この金属の組み合わせを(サーモカップル)といい、その起電力を利用して炎の検知を行う方式である。③熱電対式とは、炎の導電性と整流性を利用して、炎の検知を行う方式である。④フレームロッドは、熱電対に比べ、応答速度が速く、炎の誤検知もない。 Q5機器30 Bレベル 問題 ガス栓のヒューズ機構に関する説明で、誤っているものはどれか。 選択肢①ヒューズ作動流量は、ヒューズボールの場合、大きさ、重量、シリンダーとのすき間、スリットの大きさ等によって決まる。②ガスヒューズが作動した場合、簡単に通常使用状態へ戻すためにリセット機構が内蔵されている。③ガス機器の中には、点火時に瞬間的過大流量が流れ、通常のヒューズガス栓ではヒューズが作動してしまうため、瞬間的過大流量が流れる間、ヒューズの作動時間を遅らせるスローイグニッション機構がある。④つまみの開閉位置に関わらず、内部の栓が常に全開、または全閉の状態を維持し、ヒューズ機構を補完する機構をON―OFF機構という。 Q6機器31 Aレベル 問題 都市ガス警報器に関する説明で、正しいものはどれか。 選択肢①現在では、ガス漏れだけでなく、不完全燃焼警報機能も備えた「ガス漏れ・不完全燃焼複合型警報器」やさらに火災警報機能も兼ね備えた「住宅用火災・ガス漏れ複合型警報器」が主流となっている。②都市ガス警報器の熱線型半導体式は、酸化鉄や酸化すずの焼結体を昇温させておく。可燃性ガスが触れると、表面に吸着して電気伝導度が上昇し、ガスを検知する方式である。③都市ガス警報器の半導体式は、白金線にアルミナを焼結させ、表面に酸化触媒を保持させて高温にしておく。可燃性ガスが表面で接触燃焼して白金の温度が上昇し、電気抵抗が変化することでガスを検知する。④都市ガス警報器の接触燃焼式は、白金線のコイルを酸化スズなどを塗布し焼結させる。これを高温にしておき、可燃性ガスが化学吸着して、電気伝導度が上昇し、ガスを検知する。 Q7機器35 Bレベル 問題 業務用厨房機器に関する説明で、誤っているものはどれか。 選択肢①丸釜式麺ゆで器は、釜の形状が鍋状のもので多量の麺を一度にゆであげられるのが特徴である。ダウンドラフト方式により省エネルギー性を向上させたものもある。②グリドルとは、直接蒸気を食品に接触させて調理する機器である。蒸気の潜熱による加熱なので加熱速度が大きく、食品の型崩れや栄養分、旨みなどの流出も少ないため、風味や色素の損失が少ない。③湯せん器とは、調理したものを一定時間保温し、できたての料理を提供するために用いる機器である。湯を介して間接加温する方式である。④回転釜とは集団給食など大量調理の機器で、汁物や野菜の下ゆで、煮物や炒め物などに利用される。食材の取り出しや清掃が容易なように前後に90°回転できるようになっている。 Q8機器39 Bレベル 問題 吸収式冷温水機・吸収冷凍機の特徴で、誤っているものはどれか。 選択肢①フロンを使用せず、低NOXで、地球環境にやさしい。②ガスエンジンやガスタービンの排熱を熱源として利用できるため、システム全体のエネルギー効率を向上できる。③大容量の受電設備を必要とする。④冷房、暖房を1台で行うことができる。 Q9機器40 Bレベル 問題 ヒートポンプの主要構成部品について、誤っているものはどれか。 選択肢①凝縮器は、冷媒のフロンを蒸発させ冷風・冷水を作り、蒸発器は、フロン蒸気を液化して温風や温水を作る。②膨張弁は、フロン液が蒸発しやすいように減圧する。③四方弁は、冷房・暖房の冷媒流路の切り替えをする。④レシーバータンクは、凝縮器で液化した冷媒を一時貯蔵する容器で、常に液を確保し装置の円滑運転を図る。 Q10機器42 Cレベル 問題 コージェネのガスエンジン、ガスタービンに関する説明について、誤っているものはどれか。 選択肢①ガスエンジン式は、天然ガスは圧縮比を高く取れ、熱効率が良い。②ガスエンジン式は、非常用兼用機を使用すれば、常用と非常用に切り替えが可能なため、設備費の低減と供給信頼性の向上が図られる。③ガスタービン式は、空冷式のため冷却水が不要である。④ガスタービン式は、ホテル・病院など民生用分野に広く適している。